こんにちは!!SOMAです。
今回は「糖質」についてお伝えしていきます。
人間のエネルギー源となる栄養素を3大栄養素と言い「糖質」・「たんぱく質」・「脂質」で構成されています。
では、「糖質」が何かはご存知ですか?
糖質は炭水化物から食物繊維を除いたものです。
よく勘違いされるのですが、炭水化物と糖質は意味が異なります。
糖質は体内で消化されてエネルギー源となり、食物繊維は消化されずに体から排出されます。
糖質は1日の摂取エネルギーの約6割を占めています。
消化吸収されやすく、3大栄養素の中で最も素早くエネルギーに変えることができる栄養素です。
糖質を摂ると消化されて「グルコース」となり、体内に吸収されます。
この過程で、私たちの身体では血糖値が上昇します。
この血糖値の上昇の仕方というのは食品によって異なります。
そして、それぞれの食材の食後血糖値の上昇度の指標となるのが「GI値(グリセミック指数)」です。
GI値の高い食品は消化吸収のスピードが速く、血糖値を急激に上昇させます。
反対にGI値の低い食品はゆっくり消化吸収され、血糖値が急激に上がることを抑制してくれます。
GI値が高い食品を食べると血糖値の急上昇により、膵臓から「インスリン」というホルモンが大量に分泌されます。
血糖値を下げるために分泌される「インスリン」ですが、それ以外にもう1つ重要な作用があります。
それは「脂肪の分解を抑制すること」です。
そのため、GI値の高い食品の摂取によってインスリンがたくさん分泌されれば、太りやすくなってしまいます。
そして、インスリンの分泌が追いつかなくなれば、食後もしばらく血糖値が下がらず高血糖の状態が続きます。
これが慢性化して血液中の糖濃度が高い状態が「糖尿病」にあたります。
また、GI値の高い食品はスピーディーに消化吸収され、血糖値の急上昇急降下を起こすため、空腹感が得やすくなってしまいます。
食事管理においてカロリーばかりに目がいきがちですが、このGI値が高く、結果的に太りやすいというのもあります
GI値の高い食品も一概に悪いわけではなく、スポーツ前なだすぐにエネルギーが必要な場合には役立ちます。
低GI値の食品を選ぶポイントとしては「でんぷん質が少ない・食物繊維が豊富・精製されていない」などが挙げられます。
まとめ
・糖質は炭水化物から食物繊維を除いたものです。
・糖質は1日の摂取エネルギーの約6割を占めている。
・食材の食後血糖値の上昇度の指標となるのが「GI値(グリセミック指数)」
・GI値の高い食品は消化吸収のスピードが速く、血糖値を急激に上昇させる。
・GI値の低い食品はゆっくり消化吸収され、血糖値が急激に上がることを抑制してくれる。
・食事管理においてカロリーばかりに目がいきがちですが、このGI値が高く、結果的に太りやすい。
各食品のGI値一覧についてまた更新する予定です。
ぜひ、参考にせていただいて、カロリーとともにGI値も意識した食神管理をしてみてください。
閲覧いただきありがとうございました!!
コメント
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勉強になります!!