「厚くて盛り上がった胸板」を手に入れたいなら、大胸筋上部の強化は避けて通れません。この記事では、専門家のフォーム解説をもとに、大胸筋上部を効果的に鍛える方法を詳しくご紹介します。
✅ 大胸筋上部を鍛えるメリット
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胸に立体感が出る
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姿勢改善につながる
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Tシャツ姿が映える体になる
特に日本人は大胸筋上部の発達が弱い傾向にあるため、意識して鍛えることが重要です。
🔥 ジムでできるおすすめ種目3選
① インクラインベンチプレス(初心者~中級者)
特徴: 大胸筋上部を狙える基本種目。フォームの正確さが重要。
正しいフォーム
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ベンチ角度:30〜45度(初心者は30度推奨)
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手幅:肩幅より拳2個分広く
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降ろす位置:鎖骨の指2本分下
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肩甲骨:下制・内転で胸を張る
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グリップ:アラウンドグリップでしっかり握る
NG例
❌ 脇が開きすぎる
❌ 手幅が狭すぎる
❌ ベンチ角度が高すぎる(三角筋に逃げる)
❌ バーを顎まで下げる(肩関節に負担)
② インクラインスミスマシン・リバースグリップ(中~上級者)
推奨: 山本義徳氏のメソッドにも登場。強い上部刺激を狙う上級者向け。
ポイント
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リバースグリップで肘が自然に閉じやすい
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スミスマシンで軌道が安定
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肩への負担が軽減されやすい
③ インクラインダンベルフライ(補助種目)
目的: ストレッチによる上部刺激&形づくりに◎
フォーム
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ダンベルを下ろす時:外側に大きく開いてストレッチ
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上げる時:親指を近づけて大胸筋を収縮
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動作はゆっくり、ネガティブ動作を意識
💪 トレーニング目的別|セット・回数・重量の目安
目的 | 重量 | 回数 | セット数 | 休息時間 |
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筋肥大 | 通常のベンチプレスの80% | 8〜12回 | 3〜5セット | 1〜2分 |
筋力向上 | 通常のベンチプレスの85% | 4〜6回 | 4〜6セット | 2〜3分 |
筋持久力 | 通常のベンチプレスの60% | 15〜20回以上 | 3〜4セット | 30秒〜1分 |
📋 効果的なトレーニングメニュー例
● 初心者向けメニュー
種目 | 回数×セット数 |
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インクラインベンチプレス | 8〜12回 × 3セット |
インクラインダンベルプレス | 10〜15回 × 3セット |
インクラインダンベルフライ | 12〜15回 × 3セット |
● 上級者向けスーパーセット
スーパーセット例(休憩なしで連続)
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インクラインダンベルフライ:12回
↓ -
インクラインクローズグリッププレス:8〜10回
× 3セット
🎯 効果を高めるポイント
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ベンチ角度は30度が最適
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肘を胸に寄せるイメージで挙上
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ネガティブ動作をゆっくり(3秒程度)行う
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肩をすくめず、胸で動かす意識を強く持つ
⚠️ 安全に鍛えるための注意点
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通常のベンチプレスより20%軽い重量からスタート
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肩関節に違和感がある人は慎重に
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可動域に無理がある人はストレッチやフォーム改善から
✅ まとめ:正しいフォームと継続がカギ!
大胸筋上部を鍛えるには、「正しいフォーム×継続的な刺激」が必要不可欠です。
特に日本人男性は上部の発達が遅れがちなので、インクライン種目を積極的に取り入れていきましょう!
📝 ワンポイントアドバイス
「自己流でやってもなかなか効かない…」という人は、専門トレーナーの指導を受けるのも大きな近道になります!
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