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デッドリフトは、全身を鍛える最強の筋トレ種目のひとつ。しかし、間違ったフォームで行うと腰痛や怪我の原因になります。この記事では、初心者の方でも安全かつ効果的に取り組めるように、正しいフォームのポイント、よくある間違い、改善方法、フォームチェックのコツまで徹底解説します。
✅ デッドリフトの正しいフォームとは?|基本姿勢と動作の流れ
デッドリフトでは、「正しいフォーム」が筋トレ効果を大きく左右します。以下のポイントを意識して、安全にトレーニングを行いましょう。
【フォーム①】基本姿勢(スタートポジション)
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足の位置:肩幅程度に開く
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バーとの距離:足の甲の真上にバーがくる位置に立つ
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背中のライン:自然な背骨のS字カーブを保つ(反りすぎ・丸まりNG)
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肩の位置:肩甲骨がバーの真上にくるように前傾
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腕の使い方:肘を伸ばしたままリラックス。力まない
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顎と視線:顎を引き、やや前方の床を見る
【フォーム②】動作中のポイント
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初動:ハムストリングスと大臀筋に力を入れながら膝を伸ばす
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バーの軌道:常に身体に沿わせて垂直に上下する
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ロックアウト:肩甲骨は寄せすぎず、お尻を締めて真っすぐ立つ
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腹圧:常に腹に力を入れ、体幹を安定させる
❌ よくあるデッドリフトのNGフォーム|腰痛や怪我を防ぐために
デッドリフトで多くの人がやってしまう5つの間違ったフォーム例を紹介します。
NG①:背中・腰が丸まっている
問題点:腰に大きな負担がかかり、腰痛の原因に
主な原因:ハムストリングスや大臀筋の筋力不足/腹圧の不十分
NG②:上半身を起こしすぎている
問題点:バーが身体から離れ、効率ダウン
主な原因:「腰を痛めたくない」という意識が強すぎる
NG③:お尻だけが先に上がる
問題点:腰が先に引っ張られ、負荷が集中する
主な原因:スタート時のお尻の位置が低すぎる
NG④:肘が曲がっている
問題点:腕で引いてしまい、肩や背中への負担が増加
主な原因:バーを腕と肩で持ち上げようとしている
NG⑤:腰・胸が反りすぎている
問題点:腹圧が抜け、体幹が不安定になる
主な原因:「背中を丸めてはいけない」意識が強すぎる
🔁 フォーム改善のための具体的トレーニング方法
① 背中が丸まる人向け
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ブレーシング呼吸で腹圧を意識
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ヒップスラストやRDLでハムストリングス・大臀筋を強化
② 上半身の角度を修正したい人向け
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肩甲骨がバーの真上に来る前傾姿勢を鏡や動画で確認
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ヒップヒンジ動作を練習(お尻を後ろに引く)
③ お尻が先行する問題の対処
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軽めの重量でスローデッドリフト(4〜6秒かけて下ろす)
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お尻の最適位置を体で覚える
④ 肘の曲がりが気になる人向け
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肘は力を抜いて伸ばす、バーは広背筋でコントロール
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肩甲骨は「後ろポケットに入れる」イメージ
⑤ 腰・胸の反りすぎ対策
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仰向け腹圧練習で肋骨を下げる癖付け
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360度腹圧で体幹を安定させる
正しいデッドリフトのフォームを動画で確認しよう
デッドリフトはフォームが命の種目です。特に初心者の場合、文字や画像だけでは理解しづらいこともありますよね。
以下の動画では、正しいデッドリフトフォームの基本姿勢や動作の流れをわかりやすく解説してくれています。
ぜひトレーニング前にチェックして、正しいフォームを身につけましょう!
📽️ 参考動画:初心者向けデッドリフト解説
(出典:YouTubeチャンネル「今古賀翔【トレーニング科学】」様)
動画のポイント:
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背中を丸めず、自然な背骨のS字カーブをキープ
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バーは常に体に沿わせる
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腰と胸を同時に上げる意識
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腕はリラックスして肘を伸ばす
✅ 動画を見たあとのワンポイントアドバイス
動画を見てフォームを理解したら、軽めの重量から実際に動きを確認してみましょう。
特に「お尻が先に上がってしまう」「腰が丸まってしまう」といった間違ったフォームには注意が必要です。
フォームの確認には、スマホで自分を横から撮影して見返すのも非常に効果的ですよ。
🎥 フォーム確認・上達のコツ
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横からスマホで動画撮影 → 動きの軌道や背中のラインをチェック
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正面の鏡を見ない → 視線が上がってフォームが崩れる原因に
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バックオフセット法:メインセット後に10〜15%軽い重量で復習セット
✅ デッドリフトで意識すべき5つのフォームチェックポイント
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肘を伸ばす(腕で引かない)
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顎を引いて視線は床へ
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バーは肩甲骨の真下にセット
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ロックアウトで肩を寄せない、お尻を締める
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バーは自然にそこにあるものとして握る
まとめ|デッドリフトは正しいフォームで「安全・効果的・継続的」に!
デッドリフトは、正しく行えば全身を効率的に鍛えられる素晴らしい種目です。
フォームが崩れると、腰痛・怪我・効果半減といったリスクが高くなるため、まずは軽い重量+正しいフォームの習得を最優先にしましょう。
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